三山ひろし、けん玉愛を語る 「けん玉の世界観は演歌の世界にぴったり」

 ポーズを取る三山ひろし
 ポーズを取る三山ひろし
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 5月20日から大阪・新歌舞伎座で特別公演を行う演歌歌手の三山ひろし(41)が25日、大阪市内で記者会見を行った。

 新歌舞伎座では3年ぶり4回目の座長公演。「コロナ禍も少し落ち着いて、お芝居と歌の世界をお届けできるようになりました。すごくうれしいです」と喜びを隠さなかった。

 第一部の劇ではおっちょこちょいだが、正義感にあふれる火消し役を演じる。自身の出身地・高知も舞台になっており、「土佐弁の方言指導も頼まれました」と照れ笑いを浮かべた。

 昨年のNHK紅白歌合戦ではけん玉の偉業を達成。大皿に連続で乗せる「けん玉ギネス記録」で126人連続を成し遂げ、2年前の紅白での125人連続記録を更新した。

 けん玉4段の腕前で2級指導員の資格を持つ三山は「単なる伝承遊びではなく、総合的スポーツだと思っている。身近に達成感を味わえるスポーツ」と熱い口調。「どんな環境でもできるようにするには、努力、鍛錬が必要だし、その世界観が、どの業種にもつながっていくと思う」と続けた。

 「けん玉には“あせらず、あわてず、あきらめず”と3つの“あ”がある。演歌の世界にぴったり来る。あわててもいい歌は歌えないし、あせっても歌は(お客さまに)届かない。けん玉は奥が深い」と本業と重ねていた。

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