張本勲氏「小学校のかけっこじゃないんだよ。勝つ采配を」 久々サンモニで張本節
野球評論家の張本勲氏が27日、TBS系「サンデーモーニング」に「スペシャル御意見番」として約3カ月ぶりに出演。「小学校のかけっこじゃないんだよ。勝つように采配してもらいたい」と、久々の“張本節”で連敗スタートしたビッグボス率いる日本ハムに辛口エールを送った。
張本氏は、昨年12月で23年間レギュラー出演していた同番組を卒業。今回はプロ野球が開幕したことを受けて、「スペシャル御意見番」として、“スポット参戦”。冒頭で「元気でやってまして。きょうは故郷の実家に帰った気がします」と懐かしそうにあいさつした。セ・リーグ6球団は2連勝、2連敗と明暗が分かれたことについて、「心配なのは、中日がちょっと心配だね。3連敗は避けないと。いくら3試合でもスタートからちょっと嫌な思いをしますから」と、同番組にも出演した立浪新監督を心配した。
続いて、細かな継投などの奇策も実らず、連敗スタートとなった日本ハムなどパ・リーグについて取り上げた。「御意見番」を務める野球評論家・上原浩治氏は「日本ハムはどういう采配をしてくるかわからないって感じですね」と戸惑いぎみに話した。司会の関口宏が「でも何か作戦、変じゃない?」と首をひねると、「本拠地から開幕って新庄さんもおっしゃってますから。本拠地の方で(エースの)上沢投手が投げると思いますよ」とフォローしていた。
続いて張本氏は、開幕からルーキーたちが活躍していることに触れた後、「スポーツは、団体競技でも勝っていかなきゃ。小学校のかけっこじゃないんだよ。1番から6番までおなじとこ立たせたら競争心がなくなるんだよ。勝つように采配してもらいたい」と日本ハムへ辛口エールを送っていた。