世良公則 自身初ジャズナンバー配信 「カムカム」で視聴者の心打ったあの歌声が

 歌手・世良公則(66)が、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(総合、前8・00)の劇中で歌ったジャズのスタンダードナンバー「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」を、30日に配信シングルとしてリリースすることが29日、分かった。

 世良が演じたのは、戦後までを描いた「安子編」での喫茶店マスターの柳沢定一役。ヒロイン安子(上白石萌音)と稔(松村北斗)の恋の行方を見守る役どころで、2人が距離を縮めた際に店内で同曲が流れていた。

 曲名は「ひなたの道を歩く」という物語のキーワードにもリンク。稔の出征後、クリスマスに定一が同曲を熱唱し、安子が稔を思い浮かべて涙するシーンは視聴者の心を打った。世良が“本業”で圧巻の歌声を聞かせる当該場面はNHK公式YouTubeで公開され、再生回数118万回を突破している。

 今月上旬、番組で使用されたマスター音源を用いて自身初のジャズナンバーをレコーディング。反響の大きかった役を「戦前、戦中、戦後と時代が移り変わり、ジャズが敵国の音楽とされた時代にも、定一はこよなく音楽を愛した。ボクに重ね合わさる部分もあり、自然体で演じることができたのだと思います」と振り返った。

 「カムカム-」は来月8日に最終回を迎えるが、世良は現在の「ひなた編」にも定一の息子・健一として再登場し、話題となった。

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