三沢あけみ、2度のがん告白 乳がんと肺腺がん乗り越え「早期発見すれば問題ない」

 歌手の三沢あけみが31日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、10年前と3年前に2度のがんを患ったことを初めて告白した。

 これまで公表してこなかったことについて、司会の黒柳徹子から「公表しようと思った決め手はありました?」と問われた三沢は「(自身の)イメージががんとかけ離れていたので。スタッフも『じゃあ、このままそっと』って。ズルズルズルズルきてしまって…」と明かした。それでも、自身が病を乗り越えたことで、「世の中の方で、がんと闘っている方たくさんおみえだと思うし、もしかして私をご覧になって、あっ三沢あけみがあんなに元気なら、私たちだって頑張るっていう気持ちなっていただけたら」と、世の中の人に勇気を与えられるのでは、と公表を決めたという。

 最初は10年前。検査で乳がんが見つかり、摘出手術をしたという。当時は仕事が忙しく、がんを隠していたため治療専念できず、「抗生剤ですか、飲んで抑えて」と着物を着るのだけでも痛みが出るため、痛み止めを飲んで仕事を続けたという。

 2度目のがんは3年前。人間ドックで「肺腺がん」が見つかり、胸腔鏡による手術で右の肺を摘出。「次の日歩ける状況ぐらいで」という回復ぶりで、今では全く問題ないという。

 黒柳が「右の肺を全部お取りになったりすると、歌う時、どうなるのかなって心配はなかったの?」と尋ねると、三沢は「私もそれがすごい心配だったんですが、先生が『大丈夫です』って言ってくださって。大丈夫なんですね」と、歌手業に影響しなかったことを喜んだ。

 2度のがんは早期発見できたため、ともに「ステージ1」だったといい、「とにかくおかしいと思ったら、怖いけど、検査は早くいって。自分で確認して、治療されたら。今こういう時代ですから」と早期の検査を推奨。現在はがんの転移もないといい、「早期発見すれば問題ないと思います」と訴えていた。

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