お笑いコンビ・ナイツが３０日、テレビ朝日系「お笑い実力刃」に出演し、自身らも所属する「漫才協会」にオリエンタルラジオを勧誘するも、失敗に終わった理由を明かした。

　ナイツの塙宣之は漫才協会の副会長を務めており、最近はにゃんこスター、小島よしおら異色の芸人たちをスカウトして加入させることに成功している。オリラジは２０２０年末に吉本を退所しており、直後に塙はスカウトに動いていた。

　塙はオリラジの藤森慎吾に電話を入れ、誘った。しかし、藤森は相方・中田敦彦がシンガポール在住であることを挙げ「シンガポールから東洋館（浅草の劇場）への交通費出せるならいいですよ」と笑いで逃げたという。これには塙も苦笑い。ＭＣのサンドウィッチマン・富澤たけしは「それは無理だわ」と納得だった。

　塙は２１年２月に、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ナイツ塙の自由時間」で藤森への直電の様子をアップ。この時は、中田がシンガポールに移住する前だったが、藤森は「すごくステキなご提案だと思うんですけど、どういうことになるかイマイチわからなくて」と丁寧に“保留”としていた。