ブルース・ウィリス 引退 失語症公表 親族明かす
アクション映画「ダイ・ハード」シリーズで知られる米俳優ブルース・ウィリス(67)が失語症のため引退することが31日、分かった。妻エマ・ヘミングさんがインスタグラムで、前妻の女優デミ・ムーアや子供たちとの連名で明らかにした。
エマさんは「ブルースがいくつかの健康問題を経験しており、認知能力に影響を与えている失語症であることを皆さんと共有したいと思いました」とウィリスの失語症を公表。「熟考の末、彼のキャリアから離れることにしました」と、ウィリスが引退を決断したことを明かした。
ウィリスはドラマ「こちらブルームーン探偵社」(85年)でブレークし、「ダイ・ハード」(88年)でスーパースターに。87年と2000年にエミー賞、87年にゴールデン・グローブ賞を獲得した。
主な出演作に「パルプ・フィクション」(94年)、「12モンキーズ」(95年)、「フィフス・エレメント」(97年)、「アルマゲドン」(98年)、「シックス・センス」(99年)など。米メディアによると、出演作の興行収入は全世界で50億ドル(約6千億円)超。