お笑いコンビ・ブッチャーブラザーズが１日、東京・なかのＺＥＲＯ小ホールでの「ブッチャーブラザーズ４０周年＋１記念単独ライブ　副社長とコミッショナー」開演前に囲み取材に応じ、２月に“復活”したばかりのアンジャッシュに原点回帰を説いた。

　２人はプロダクション人力舎在籍時に、養成所の「スクールＪＣＡ」で指導。その時に教えたのがアンジャッシュの２人だったという。現在、所属するサンミュージックの副社長を務めるリッキー（６３）は「芸人を救うのは、やっぱり芸。地味にやらないと」と力説。相方のぶっちゃあ（６７）も「まずライブをやった方が良い。ネタの稽古を１カ月もやると、相方と向き合える」とうなずいた。

　リッキーは昨年４月１日に副社長に就任。２人の関係性に変化が生じたが、仲の良さは変わらない。結成から４０年強。コンビ継続の秘けつを問われると、リッキーは「深く考えすぎないことですかね」とニッコリ。ぶっちゃあは「７０、８０代になってもネタをやっていたら面白いでしょうね」と終身コンビを見据えていた。