２日にＮＨＫＥテレで放送された子ども番組「おかあさんといっしょ」で、２１代歌のお姉さんの小野あつこが卒業した。ネットでは、あつこお姉さんとの別れに涙あふれるコメントが相次いだ。

　この日の番組では、最初はスタジオコンサート形式で行われ、ゆういちろうお兄さんが「今日は友達の歌をいっぱい歌います！」とあいさつ。あつこお姉さんも「私には、嬉しい時、一緒に喜んでくれる友達がたくさんいます」と言って、「ビューティフルネーム」を皮切りに６曲を披露。

　途中は体操のお兄さん、お姉さんも加わり、ピンクのワンピースを着たあつこお姉さんはいつものように美しい歌声を響かせた。「チャオチャオまたね」では、「ガラピコぷ～」のチョロミー、ムームー、ガラピコも登場。「泣いちゃダメだよ」「笑ってバイバイ」などの歌詞で元気いっぱいにパフォーマンスを繰り広げた。

　その後、あつこお姉さんは「みんなにお話があります」と切り出し「あつこお姉さんは、今日で『おかあさんといっしょ』を卒業します。今までみんなと一緒にたくさん歌が歌えて本当に楽しかったよ。みんなありがとう」とあいさつ。そして来週から登場するまやお姉さんを紹介し、「まやお姉さんとあつこお姉さんはもう、仲良しなのよ」と笑顔を見せ「みんな、本当にありがとう。元気でまた、会いましょうね」と手を振った。

　最後はまやお姉さんもくわえ、５人で「ベルがなる」を歌唱。ガラピコぷ～の仲間も加わり「バイバイ、またね～！」と別れを告げた。

　あつこお姉さんの歌声で育児を乗り切ってきたパパ、ママたちもネットで涙。「最後のあいさつで泣いてしもうた」「あつこお姉さん、これからもだいすき！」「あつこお姉さんのあいさつで不覚にも泣いてしまった」「あつこお姉さん今までありがとう」「育児で疲れた日も元気が湧いたよ、おねえさんのおかげで」「６年間ありがとうございました」「絶対忘れない」などの声が続々。

　あつこお姉さんは６年前に、たくみお姉さんの後を受け、２１代歌のお姉さんに就任。４日からはながたまやが２２代おねえさんとして出演する。