闘病中の宮川花子「元気、元気」3年ぶりのNGKで“絶口調”共演者も驚く回復
夫婦漫才コンビの宮川大助・花子が3日、吉本興業の創業110周年記念特別公演「伝説の一日」の千秋楽で、1回目公演の吉本新喜劇に出演。2019年に、血液のがんの一種である「症候性多発性骨髄腫」を公表した花子も、車いすに乗って元気な姿を見せた。
3年ぶりにNGKの舞台に立った2人は、花子が座る車いすの側面に赤いスポーツカーのポスターを貼り、大助が運転するように見せながら舞台に登場。「バックもできまっせ~」と笑わせると、花子は大助を「大谷翔平です。一応、二刀流なんですよ。畑もするし、庭掃除もする。本職はなにやってる分からんけど」と紹介し、キレのある夫婦漫才で爆笑を呼んだ。
19年に会見で公表した難病について「ちょっと入院してたんですけど、元気にみなさんと会えてよかった。元気、元気。月に1回注射を打ってもらってるんです。怖い注射ちゃうよ。ちょっと気持ちよくなるだけ」と、順調な回復ぶりを明かした。その上で「久しぶりに来た楽屋でも、みんなに『元気?元気?』と言われるんですが、答えは病気や」と毒づいて笑わせた。
止まらない花子の話に、共演者らもあ然。明石家のんきが「元気すぎる。病気なんて絶対にウソや。立てるでしょ」とツッコむと、座長の川畑泰史も「はよ、帰ってもらえますか?」とかぶせて笑わせるほど、周囲も驚く回復ぶりだった。