82歳デヴィ夫人“最高齢ラウンドガール”自粛知らず「反応なくてやりにくかった」 K-1
「K-1」(3日、国立代々木競技場第一体育館)
タレントのデヴィ夫人が82歳でラウンドガールならぬラウンドセレブを務め、会場を盛り上げた。
K-1では過去に歌手の小林幸子、美川憲一らが登場して盛り上げたが、K-1によると82歳での“ラウンドガール”は史上最高齢。不可思(クロスポイント吉祥寺)-小島瑠久(PURGE TOKYO)戦の前にオーケストラが生演奏する中、デヴィ夫人は「私の勝負服」という全身鮮やかな赤のドレスに身を包んで姿を現した。
リングに立つと「K-1ってすごいんですね。もうびっくりいたししました。この熱気、興奮しております。なんか私、K-1が大好きになりそうです。みなさん、これから選手の方々が熱い戦いをします。みなさんもきっと体中で興奮して応援すると思いますけど、どうぞ、熱意と暖かい応援でこの会場を燃やしましょう」とあいさつ。試合中にはラウンド表示のプラカードを掲げて戦いを彩り、試合後はTKOで勝利した不可思を拳を合わせて祝福した。
取材でラウンドセレブ初体験の感想を問われると、「うれしかったですね」と満足顔。だが、「ほかのコレクション(ファッションショー)の場合、拍手がすごい起こるんですけど、なんかシーンとしていて、観客の層が違うのか、手応えがなくて拍子抜けしました。試合だけに熱中していて、何の反応もなくて、やりにくかったです」と笑いを誘い、コロナ禍で声援の自粛を求められていることを知らされると、「えー、そう?最初から言っていただければいいけど、みなさん、私に反感があるのかしらと思っちゃいました」と驚いていた。
さらには、不可思に勝った場合のボーナス、ファイトマネーの取り分、税金など次々質問して困惑させる一幕も。それでも、「また頼まれたらやります。楽しかったです」と再挑戦に意欲を示した。