テレ朝・玉川徹氏「国連は中途半端」ウクライナ問題「完全に裏切られてる」
テレビ朝日職員の玉川徹氏が6日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、ロシアのウクライナ侵攻を止められないことについて「国連は中途半端」と発言した。
ロシア軍はウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺から撤退したとされている。ただ、撤退後のキーウ近郊の町・ブチャで400体の遺体が発見されたと報じられており、民間人にも大きな被害が出ている。
ロシアの国連大使はウクライナを「ナチス」と表現するなどの主張を続けている。戦争を止めるに至っていないことに玉川氏は「中途半端でしたよね」とコメント。第2次世界大戦後の世界の秩序のために国連が発足したが「国連を作るだけじゃなくて、それが機能するためには、戦争を始めようとする国を止められる力を持たなきゃいけなかった」と指摘した。
続けて「国連(国際連合)は連合国と同じ言葉」と説明(ともに英語では「United Nations」)。日本、ドイツなどの枢軸国に対抗する存在だったが「その連合国の中の人間(国)が平和を乱すようなことをしないっていう前提に始まってるんだけど、完全に裏切られちゃってるわけだから」とあきれた。
ウクライナ問題では有効に機能していないとし「国連が変わるとしたら、われわれ恐れてますけど、第3次世界大戦がないと変わらないのか」と表情を曇らせた。