ＮＨＫ大阪放送局の角英夫局長が７日、大阪市内の同局で定例会見を行った。

　８日、ついに最終回を迎えるＮＨＫ連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」について、制作統括の堀之内礼二郎氏は「明日は、今まで視聴者のみなさんが、あれはどうなっているんだと思っていたようなことが、次々と明かされていく」と明かした。

　７日の放送では、ついに安子＝アニー・ヒラカワ（森山良子）とるい（深津絵里）母娘が再会。抱き合い、すべての誤解が解けるなど、涙腺崩壊場面の連続だった。堀之内氏は「今日はついに、視聴者のみなさんがずっと見たいと思っていた瞬間がお届けできた」と話した。

　同作は、朝ドラ史上初となる３人のヒロインが昭和から令和にかけ、１００年が描かれる家族の物語。上白石萌音演じる初代ヒロイン・橘安子から、深津絵里演じる２代目ヒロイン・るい、そして川栄李奈演じる３代目ヒロイン・ひなたへと物語が紡がれていった。

　堀之内氏は、最終回について「例えば“たちばな”というおはぎのことだったり、これまで出てこられた多くのみなさんのその後の人生…まさか、あの人とあの人が結婚するなんて…といろんな結末をたくさん描いていくので、情報量がとても多い回になっています。何度も見て、楽しんでいただける内容になっているので、楽しんでいけたら幸いです」と話した。