米津玄師 新曲が「シン・ウルトラマン」主題歌に 庵野ファンの米津興奮「青天の霹靂」
シンガー・ソングライターの米津玄師(31)の新曲「M八七」(エム ハチジュウナナ、5月18日発売)が、映画「シン・ウルトラマン」(5月13日公開)の主題歌に起用されることが7日、分かった。
大ヒットを記録した「シン・ゴジラ」(16年)を手掛けた樋口真嗣監督(56)と企画・脚本の庵野秀明氏(61)が再タッグを組み、斎藤工(40)が主演を務める話題作。国民的シリーズの“シン化”を、米津の歌声がバックアップする。
映画主題歌を担当するのは、アニメ「海獣の子供」(19年)の「海の幽霊」以来2度目で、実写は初めて。ウルトラマンの故郷「M78星雲」を思い起こさせる曲名は、米津のアイデアに庵野氏の助言を加えて決定した。「エヴァンゲリオン」シリーズなど庵野作品ファンの米津は、19年夏に「シン・ウルトラマン」の製作が明らかになってから、いちファンとして期待を高めていたという。
ウルトラマンの“パートナー”に指名されて、「シン・ゴジラを劇場で何度も見ていた頃や、シン・ウルトラマンが製作発表された頃、まさか自分が関わることになるとは夢にも思っておらず、青天の霹靂の一言に尽きます」と興奮を隠せず。特撮ヒーローが躍動するスクリーンを彩るメロディーを「超然としたウルトラマンの姿を眺めながら曲を作りました」と明かした。