朝ドラ最終回、幸せいっぱいの怒とう伏線回収 おはぎ、きぬ、一子の夫【ネタバレ】
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は8日、最終回を迎えた。この日は冒頭から、「たちばな」の謎、水田とうふ店のきぬちゃんのその後が描かれるなど、怒とうの伏線回収となった。
この日の「カムカム-」では、岡山の喫茶店「ディッパーマウス・ブルース」で安子(森山良子)は健一(世良公則)からおはぎをごちそうされる。一口食べた安子は「おいしい…」と感激の表情。
これに健一は「そうじゃろ。『たちばな』って店じゃ」というと安子の表情は一変。だが健一はすぐに察し「違う違う。横須賀が本店で、今じゃ全国に支店がある」と説明。「なんでも岡山の闇市でおはぎを売っていた店のおやじに商いの楽しさを教えてもらったのがきっかけじゃと」と明かした。そう、金太(甲本雅裕)からおはぎを盗んだあの少年が「たちばな」を再建させていたのだ。
さらにそこへやってきた勇(目黒祐樹)が連れてきたのが、あの豆腐店のきぬちゃんの孫(小野花梨)。「初めまして。花菜です」とあいさつし、きぬについて「なげえ事入院してます」と説明。だが「クリスマスの日にいつものラジオを聞いていたら急に目を輝かせて『安子ちゃんじゃ』って」と伝え、安子を感激させた。
さらに、桃太郎(青木柚)がその花菜と結婚。桃太郎は母校の野球部の監督になり、10年後、野球が好きな安子の甥っ子・ジョージ(ハリー杉山)と、息子の剣を連れて甲子園に出場する。さらにモモケン(尾上菊之助)もすみれ(安達祐実)と40年越しの愛を実らせ結婚というハッピーエンド。一子(市川実日子)のまさか?の夫も描かれるなど、これでもかというほど、幸せな伏線が回収された。
多すぎる伏線回収に「あさイチ」の華丸大吉も「あと何回か見ないともうわからん」「後に…が多すぎる」と混乱も「これだけたたみかけてくれると幸せになった」と喜んでいた。
また「カムカム-」の公式ツイッターでは安子が読んでいた「たちばな」のしおり、おはぎの少年(山之内亮)の姿も投稿された。