ＮＨＫ連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は８日、最終回を迎えた。この日は数々の伏線が回収されたが、その中でついに「桃太郎」が“完結”した。

　「カムカム－」の舞台は岡山。岡山は桃太郎伝説の舞台でもあるが、ドラマの中でも当初から桃太郎要素が満載だった。

　もちろんひなたの弟は「桃太郎」で、安子が嫁いだ先が「雉真繊維」。錠一郎の大好物が「ホットドッグ」だったことから、熱心なファンは、いつ「猿」が出てくるのかを注目していた。

　そして最終回。桃太郎（青木柚）はとうふ店のきぬの孫・花菜（小野花梨）と結婚し、「剣」という息子を授かる。そして母校の野球部の監督となる。野球が大好きな安子の甥っ子・ジョージ（ハリー杉山）も京都に移住し、野球部のコーチに。１０年後に、剣とジョージを連れ、雉真繊維のユニフォームを着て桃太郎は甲子園に行ったという。

　その際、ナレーションではジョージを「Ｃｕｒｉｏｕｓ　Ｇｅｏｒｇｅ」（おさるのジョージ）と説明、サンタクロースの衣装を着たお猿のおもちゃが映し出されていた。

　ついに「桃太郎」が「雉」を着て、「剣」（犬）と「ジョージ」を連れて甲子園に行くというまさかの回収。ネットも「ここにきてジョージが回収されるとは思わなかった！」「カムカム桃太郎伝説も完結しましたね！」「桃太郎　剣（犬）とジョージ（猿）きじ（雉真のユニフォーム）を連れて甲子園！」など沸騰していた。

　ＮＨＫの公式インスタグラムでは桃太郎と花菜、息子の幸せ３ショットも公開された。