コロナ感染の和田アキ子、オミクロン「BA.2」だった 感染力4割増も3度接種で軽症
歌手の和田アキ子が新型コロナウイルスに感染したことを受け、10日、司会を務めるTBS系「アッコにおまかせ!」を欠席。和田は番組でのアンケートで、オミクロン株の別系統である「BA.2」に感染したことを明かした。
番組では、軽症ということから自宅療養中の和田にアンケートを実施。コロナ陽性までの経過について、6日夜に喉の違和感を覚えたため抗原検査を受けたところ陰性だったが、翌7日朝に再び抗原検査を受診し、陽性と判定された。その際、医師からは「多分、BA.2ですね」と言われたことを明かした。
リモートで出演した長野保健医療大学の北村義浩氏は「BA.2」について「感染力は従来のオミクロン株と比べると、4割ほど強くなっています。重症化率とか致死率は、従来のオミクロン株とほぼ同等と考えていいと思います。デルタ株よりは確実に低い」と解説した。
和田はすでに新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種を受けていた。北村氏は「主立った症状は発熱や、喉の違和感ではなく痛み(を訴える人)が非常に多い」と「BA.2」の特徴について述べた上で、和田が軽症であることから3度目接種の効果があったと分析した。