戦場カメラマン渡部陽一氏、軍事同盟の現実指摘「作用していないのでは」

 戦場カメラマン・渡部陽一氏が10日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、世界各国の軍事同盟について疑問を投げかけた。

 ロシアのウクライナ侵攻が続く中、ロシアとの隣接地域である北海道出身の元衆院議員でタレント・杉村太蔵が「自国の安全保障をどう守っていくのか」と問いかけた。渡辺氏は軍事同盟であるNATO(北大西洋条約機構)について「今回、機能がしっかりと作用していたのか。世界を見て、作用していないのではないのか」と持論を展開した。ロシアのように核兵器を持つ大国との大きな戦争になる危険性がある場合に「世界各国の軍事同盟が、そもそも契約はしているけれども、機能としてしっかり作用するのか、それを見せつけられた」と分析した。

 MCの爆笑問題・太田光は「裏返せば核抑止力は効いているっていうことの証明」とコメント。ロシアがNATOや米国の攻撃を受けていないことが現実の「抑止力」の効果であるとした。

 杉村は「それはウクライナには何も効いていないということじゃないですか」と大戦を避けるためウクライナが置き去りにされていることに憤慨。日米安保についても同様の可能性があることを示唆し「明日の日本って大丈夫かと思う」と実際の効力を不安視した。

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