三浦瑠麗氏 榊英雄妻の声明に「今の潮流から誤解を与えかねない」テレビ局の報道にも疑問視
国際政治学者の三浦瑠麗氏が12日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。映画監督で俳優の榊英雄の妻でシンガー・ソングライターの和(いずみ)が11日に発表した声明に「今の潮流から少し誤解を与えかねない」と指摘した。
榊は、週刊文春で複数の女性への性暴力が報じられ、所属事務所の契約解除や、監督映画の公開中止といった事態となっている。妻の和は11日、公式HPに声明を発表。離婚に向けた協議中であることを明かした上で、「家族がありながらの夫の行為に対して許せないものあります」「わたしも被害者なのです」などとつづった。
この声明に対して、三浦氏は「婚姻の破綻とか、特に娘という存在がありながら、他の若い女性たちに加害をするという、そういう父親であることに対する怒りというのはよく伝わってきます」とした上で「一方で、コメントから、今の潮流から少し誤解を与えかねないかなと思うのは、他の女性と関係を結ぶとということと性加害をしたり暴行をしたり、支配的地位を利用して追い込んだりするというのは全然違うことなので」と単なる性交渉と性加害とは別だと指摘した。
続けて「テレビ局はともすると女性問題と報じがちなんですね。女性問題ではありません。不倫は不倫。暴行は暴行です」と主張した。
【以下、和の声明 一部抜粋】
わたしの思いとしては、一貫して、家族がありながらの夫の行為に対して許せないものがありました。一度も榊を許したことはありません。それを「妻から許してもらっている」とコメントするようなことに象徴される、耐え難い行き違いがありました。わたしも被害者なのです。
妻として、母親として、今家族を世の中にさらさなければならないような状況を作った夫を容認して生きていくつもりはありません。今わたしがすべき事は、娘たちを全力で守る事と、わたし自身の心を守る事です。