大黒摩季、子宮内膜症の激痛「肛門から鉄の棒」の説明に何度もうなずく 体験赤裸々に
歌手の大黒摩季が13日、NHK「あさイチ」で、自身が患った子宮内膜症について告白。同じような悩みを抱えている人たちへ、自身の体験を赤裸々に語った。
大黒は若い頃から重い生理痛に悩まされていたといい、その後、子宮内膜症を発症。27歳の時に医師から治療を取るか、歌を取るかの選択を迫られたという。
大黒はその半年後に初ライブを控えており、医師から勧められたホルモン治療を行えば、「更年期ぐらいに(ホルモンを)落とすとキーが下がる。初めてのデビューライブなのにそのキーが出ない。でも薬をやめると(治療が)ゼロに戻るというやつで、どっちを取るかと。このままいくといずれ子どもが産めなくなるよ、やるなら今と言われたのがライブの半年前だった」と振り返った。
すでにチケットも4万7000枚売られており、大黒は「どうして究極の選択がくるかな、と思いました」と当時を思い起こし、結果「未来にかけてみよう。日本の医学を信じよう」と、歌を選択した。
スタジオの専門医が、子宮内膜症の痛みは「肛門から鉄の棒を仕込まれるような痛み」と想像を絶する痛みを説明すると、大黒も大きく何度もうなずき「何からなにまで分かる」とポツリ。痛みについても当時は「パワフルとか言われてるから、痛みとか言っちゃいけない、歌詞が冷めるから。強いイメージがあるから、そこで痛いとは言えなかった」と振り返っていた。