れいわ新選組代表の山本太郎衆院議員（４７）が１５日、都内で、夏の参院選に選挙区で立候補することを表明した。記者会見前には細田博之衆院議長宛に議員辞職願を提出した。

　山本氏は「参院選挙が終わった後、（衆院解散がなければ）３年間の政治的な空白期間ができます。その間に行われるであろう政治の暴走を止めなければいけない」と説明。

　参院選で自民党は大きく議席を減らさないだろうと分析し、「３年間は危険なものになると思います。最悪の事態としては戦争の当事国になることもあり得るかもしれない。空気を読まない私たちが議席を増やし、声を大きくしていく必要がある」と訴えた。

　また、落選のリスクにも触れつつ、「でも、危機感なさすぎないかってことなんですよ。公文書が改ざんされる国ってありますか？もう壊れているんだよってことなんです。波静かな国会で選挙を迎えて、その後に地獄が来るならやるしかない」と声を強めた。