藤原紀香の舞台を夫・愛之助がべた褒め 久本雅美「本当に素敵なダンナさん」
女優の藤原紀香とタレントの久本雅美が16日、初日を迎えた大阪・松竹座の舞台「毒薬と老嬢」(24日まで)で公演終了後にアフタートークを行った。
1941年に米ブロードウェイで初演されたブラック・コメディー作品を、関西弁バージョンにした異色作。関西出身の2人が老姉妹役で、丁々発止のやりとりを展開する。
3月16日に東京・新橋演舞場で開幕。名古屋、久留米、札幌公演を経て、今回の大阪・松竹座でフィナーレとなる。
兵庫県出身の藤原は「大阪の松竹座の舞台に立てて、故郷の言葉を使った芝居ができました。50歳にして、ひとつの夢がかないました」と感無量の様子。大阪府出身の久本も「故郷で千秋楽を迎えるのはうれしい」と喜んだ。
藤原は新橋演舞場で観劇した夫の片岡愛之助から「みんなのチームワークの良さが伝わってきた。めちゃくちゃ面白かった」と褒められたことを明かし、「お姉さん(久本)にかわいがれて、みんなにもまれて頑張って」とエールを送られたという。
久本も愛之助から連絡をもらったようで、「女房がお世話になりますって。本当に素敵なダンナさん」とうらやましがり、「(自分も)ダンナがいたら、しゃべりたかったんですけど」とジョークを飛ばすと、場内は笑いに包まれていた。