三谷幸喜氏 映画界の性加害問題に「僕なんかは、考えられない」

 脚本家の三谷幸喜氏が16日、総合司会を務めるTBS「情報7daysニュースキャスター」(土曜、後10・00)に出演。女性からの告発が相次ぐ映画界の性強要問題についてコメントした。

 映画監督としても活躍する三谷氏。「僕も映画作るので、ああいう、現場で…女優さんに何かモーションかける、みたいなのって、よっぽど映画の現場に興味がないか、もしくは、ものすごく自分が監督する自信があるか、だと思うんですよね」と慎重に言葉を選びながら語り始めた。

 続けて、「僕なんかは、考えられないんですけど。自信がないので、監督として。脚本家としては、ちょっと…あるかもしれないですけど…。ほんとに自信がないから、必死なんです、現場で。絶対嫌われたくないから、みんなに好かれたいので。絶対1人の女優さんばっかりに向いちゃうと、絶対僕のスタッフに分かるから、雰囲気悪くなるし、うまくいくわけがないと思うんですね」と自分自身について説明。

 「でも、それでもやっちゃう、ということは、本当に映画監督として、自信がないとできないんじゃないかな」と話した。

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