ひろゆき氏 折り鶴肯定派は「自己満足」「処分に困る」 ウクライナ千羽鶴運動に疑問
実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が16日から17日にかけて自身のツイッターやYouTubeを更新。ウクライナに千羽鶴を運動を疑問視。折り鶴をおくるという行為について、「処分に困るとか受け取る側の気持ちより、良い事をしているという自分の気持ちが大事という自己満足」と指摘した。この投稿に賛否の声が渦巻き、波紋が広がっている。ひろゆき氏の主張とは。
ひろゆき氏は16日、ウクライナの人の気持ちに寄り添い、千羽鶴を送る運動を紹介した記事を添え、「千羽鶴とか『無駄な行為をして、良い事をした気分になるのは恥ずかしい事である。』というのをそろそろ理解して貰いたいと思ってるのは、おいらだけですかね?」と疑問を提起した。
この投稿は波紋を呼び、17日、再びツイッターに新規投稿し、「『折り鶴を受け取る側が喜ぶ状況なのか?』と考えるよりも『良い事をしてる私の気持ちな大事!』という、相手の状況よりも自己満足を優先する人が折り鶴肯定派に多いんですよね。処理に困るものを送るのは相手が欲しいのか確認してからにしましょうね、、と。」と改めて折り鶴を送ることに対する自らの考えをつづった。
YouTubeでもツイートの真意を説明。食べ物がない、寒いなど東日本大震災で被災して困っている人に、折り鶴を送ったら「なんだこれは」になる、という意見から始まり、ウクライナに対しても「お金だったら何か利用方法があるかもしれない。でも、処理に困る、なぞの紙切れを送られても、『うわっ、捨てづらいじゃん』みたいな。それ送ってくる送料とかあれば食い物入れてくれよ、って(なる)」と語った。
さらに「(折り鶴をおくる人は)もらう側、人の気持ち、ウクライナの人の気持ちよりも、自分たちの気持ちがまず大事で。私たちは折り鶴をおくりたい→おくるのが正しい→受け取るのが正しい--(という考え)。要は送り側の気持ちが大事で、処分に困る、とか受け取る側の気持ちはどうでもいいんですよ」「おくる側より受け取る側の気持ちが大事なんじゃないですか」との意見を伝えた。