「鎌倉殿」上総介誅殺の理不尽 「後悔」も暗黒頼朝に抗議殺到「遅いんじゃ」「何を今更」
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は17日、第15回「足固めの儀式」が放送された。平家討伐を前に発生した御家人たちの謀反の企てを利用し、源頼朝(大泉洋)がひそかに警戒していた最大勢力の実力者、上総広常(佐藤浩市)に濡れ衣を着せて誅殺を命じる、理不尽な重鎮潰しが描かれた。
ネット上は非情な結末に悲鳴の投稿が相次いだ。公式ツイッターでは17日付で、鎌倉幕府の公式文書「吾妻鏡」からの引用で「上総広常の祈願書には、3か年の間に・神田20町を寄進する事・先例に沿って社殿を造営する事・一万回矢を射る流鏑馬(やぶさめ)を挙行する事という願が立てられていました。これは、源頼朝の祈願の成就と東国の泰平を願ってのものでした」と解説が記された。
「上総広常の祈願書のことを知った源頼朝は、広常を誅殺したことを後悔したようです」としている。
ドラマは、佐藤や大泉らの名演がぶつかり震える展開に。見る者の感情をかきたてたもようで、これらの投稿には「一生悔やんで欲しい」「遅いねん」「今回はショックすぎて、最後まで見れませんでした」「史実だとしても」「後悔しても遅いんじゃー」「泣いて謝るくらいしてほしかった…」「ええ~い、何を今更!」「重い、、重すぎる、、、」「酷すぎ」と悪役頼朝へのクレームが相次いでいる。