【全文】吉野家 役員の『生娘をシャブ漬け』戦略発言を謝罪「極めて不適切、到底許容できない」
牛丼チェーン「吉野家」は18日、早稲田大学で16日に開催された社会人向け講座に講師として登壇した常務取締役企画本部長が、不適切な発言をしたとして、公式ホームページで謝罪した。若者をターゲットにしたマーケティング戦略に関し「生娘がシャブ漬けになるような企画」との趣旨の発言をしたという。
講座を主催した早稲田大学も18日、公式HPで謝罪を掲載した。
【以下、吉野家の公式HPより】
当社社役員の不適切発言についてのお詫び
2022 年 4 月 18 日 株式会社吉野家
株式会社吉野家常務取締役企画本部長が、4月16日に開催された外部における社会人向け講座にて講師として登壇した際に、不適切な発言をしたことで、講座受講者と主催者の皆様、吉野家をご愛用いただいているお客様に対して多大なるご迷惑とご不快な思いをさせたことに対し、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。当該役員が講座内で用いた言葉・表現の選択は極めて不適切であり、人権・ジェンダー問題の観点からも到底許容できるものではありません。当人も、発言内容および皆様にご迷惑とご不快な思いをさせたことに深く反省し、主催者側へは講座開催翌日に書面にて反省の意と謝罪をお伝えし、改めて対面にて謝罪予定です。
吉野家はお客様にご満足いただける商品・サービスを追求し続けております。本件を受け、社内規定に則って当人への処分を含め厳正に対応を進めてまいります。また、当社は今後一層コンプライアンス遵守の徹底に取り組むべく、コンプライアンス教育の見直しを図り、すべてのステークホルダーの皆様に対し、高い倫理観に基づく行動をお約束します。
改めまして、この度は大変申し訳ございませんでした。重ねてお詫び申し上げます。