細川たかしの弟子・彩青「ディズニーより柴又」 憧れ寅さん地元商店街のPR大使就任

 寅さん像を背に寅さんルックでPR大使就任を喜ぶ彩青
寅さんルックで新曲のヒット祈願を行った彩青=東京・柴又帝釋天題経寺
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 歌手・細川たかし(71)の弟子、彩青(りゅうせい=19)が東京・柴又帝釈天参道商店街の特別PR大使に選ばれ、18日、同所で行われた就任式に出席した。小学生時代から憧れる寅さんのふん装で口上を披露するなど、柴又愛をほとばしらせた。

 祖母の影響で「男はつらいよ」シリーズを総覧。小学生の頃、民謡の全国大会で地元・北海道から上京した際、柴又に初上陸したという彩青は「みんなが『ディズニーランドに行ってみたい』と言う中で、自分は『柴又に行きたい』と思っていた」と、渋い少年時代を回想した。

 “聖地”でのPR大使任命に「寅さんのように全国を旅しながら、自分の歌を聴いてもらいたい」と気合。柴又在住の平沢勝栄衆院議員から“柴又移住のススメ”を説かれると「今日にも引っ越さないとな。PR大使として柴又を知らないといけない」と、前向きに検討していた。

 就任式後には、柴又帝釈天題経寺で、中山道19番目の宿場が舞台の股旅演歌「沓掛(くつかけ)道中」(20日発売)のヒットを祈願した。8月に迎える20歳の誕生日を前に、今年一年を「新たな楽器に挑戦したい。8月に日本一の山である富士登山に挑戦したい」と、“挑戦の年”と位置づけていた。

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