ラクリマクリスティ元ギター・KOJIさん死去 49歳、食道がん 20年に病気公表
ロックバンド・La’cryma Christi(ラクリマクリスティ)の元ギターのKOJIさんが15日に食道がんのため亡くなっていたことが22日、分かった。所属するALICE IN MENSWEARの公式サイトで発表された。
ALICE-のボーカル、michiが公式HPで発表した文書によると「ご親族にあたたかく見守られながら、眠るよう安らかに旅立ったそうです」と最期の瞬間が記され、葬儀は家族葬でしめやかに執り行われたという。
「KOJIは病気の告知を受けてからも、決してギタリストとしての誇りを失わず、強く美しく闘い抜く姿を、毎日私に示してくれていました」ともつづられ「今は闘いから解放されKOJIは旅立ちましたが、その気高い精神は、これからもずっと皆さんと私の中に在り続け、これからもずっと変わらず導き続けてくれると確信しています」とも記されている。
KOJIさんはLa’cryma Christiのギタリストとして97年にメジャーデビュー。05年に同バンドを脱退し、18年にALICE-を結成する。20年には食道がんであることを公表し、9月にはツイッターで手術が成功したことを報告していた。