ムード歌謡グループ・純烈が２４日、大阪・箕面温泉スパーガーデンで２年２カ月ぶりに有観客の公演を行った。主戦場とする、スーパー銭湯の西の拠点に７９２日ぶりに帰還。新曲「君を奪い去りたい」など１０曲を披露し、年内で小田井涼平（５１）が卒業した後の新体制について構想が明かされた。

　リーダーの酒井一圭（４６）は新メンバーの加入を明言。今夏までに人選を進めるとし「２０代なのか、８０代なのか。４人組になるのか、６人組になるのか。背は高い方がいいらしい。オーディションではなく、酒井フィルターを通して探していく」と人柄重視で候補をリストアップしているという。

　バトンタッチすることになる小田井は「誰が入るかわからないけど、歌のレベルは上がると思うよ」と歌唱力を自虐してニヤリ。レコード会社の関係者が卒業後に小田井のソロアルバム発売を提案すると、酒井は「バストが好きだから、おっぱいの歌をたくさんいれよう」とプロデューサーの顔をのぞかせた。

　今年最大の目標は年末のＮＨＫ紅白歌合戦で小田井を送り出すこと。５年連続５回目となる大舞台に向け、酒井は「ラストステージが紅白になるのが１番」と燃えていた。