橋下徹氏 秀岳館サッカー部暴行騒動「学校のSNS危機管理対応は最悪」教員が顔出し説明を
25日放送のフジテレビ「めざまし8」は、熊本・秀岳館高サッカー部でコーチによる部員へ暴行する様子がSNSで拡散して騒動になっていることを特集。橋下徹前大阪市長が、学校のSNSの危機管理として最悪の対応」と批判した。
騒動が明らかになったのが20日。サッカー部の寮内でコーチが部員に暴行している様子を別の部員が撮影し、SNSに投稿した。20分で削除したが拡散してしまった。その後21日午前に熊本県警が事情聴取、22日には部の公式HPで謝罪コメントを掲出。一方で暴行を受けた生徒を含めた部員11人がSNSで釈明動画を投稿し、さらに騒動が肥大化。部員は翌23日には動画を削除した。
橋下氏は、「部員たちが真意でこの行為をやったのであれば、この行為自体は尊重します」と暴行の告発やその後の謝罪など、生徒のSNSを通じた情報発信に対しては一定程度の理解を示した。
一方で「ただ、学校内で起きた事件ということなので、学校のSNSの危機管理対応としては最悪の状況かなと思います」と断罪。「話題になったことを学校関係者が耳にしているはずなんで、学校関係者、教員たちが真っ先に顔を出して、これから事実関係をこういう風にするとか、そこが抜けているというのが一番問題なんじゃないか」と指摘した。