勝村政信、松尾芭蕉のパクリ俳句を見破られる 夏井先生も「芭蕉が化けて出てくる」
俳優の勝村政信が28日にTBS・MBS系で放送された「プレバト」で、松尾芭蕉の俳句のパクリ疑惑を指摘され、夏井いつき先生の逆鱗に触れた。
この日はゴールデンウィークのカレンダーが兼題。勝村はかつて、夏井先生の弟子だったがこの番組で「才能なし」となってしまったことから破門されている。今回は破門を解いてもらうためにも頑張りたいところだが、今回は「最下位」での「才能なし」となり、勝村もうなだれるしかなかった。
勝村が披露した俳句は「飛び石の 蛙声(あせい)静まる 靴の音」。これを見た名人・梅沢富美男は「怒られます。松尾芭蕉先生のパクリで怒られますよ、永久追放です」とピシャリ。
夏井先生も「お前だったのか…」と言うと「もう、これを詠んだ瞬間に、芭蕉の『古池や 蛙飛び込む 水の音』を下敷きとして、何とつまらない句を作ったのかと」とバッサリ。本歌取りという、すでにある句を参考にする手法はあるとしたが「古池や…をこんな使い方したら、芭蕉が化けて出ると思う」ともコメントし、勝村も苦笑いするしかなかった。
夏井先生は「俳句、ちゃんと作ってなかったでしょ、あんた」とズバリ指摘。梅沢の名を挙げ「おっちゃんを見なさい。舞台やって俳句もやって、俳句の筋肉落としてない」と見習うように伝え、勝村も「参りました」と反省しきりだった。