ukkaメジャーデビュー「夢がかないました」 大先輩・山本譲二が“じいじ”
6人組アイドルグループ・ukka(ウッカ)が5日、都内でライブを行い、今秋にメジャーデビューすることを発表した。会場には、所属レコード会社となる「テイチクエンタテインメント」の大先輩・山本譲二(72)が登場。山本は師匠・北島三郎(85)から学んだ金言を伝授し、芸能界の“じいじ”として、今後も支えることを約束した。
アンコール後に、究極のサプライズが待っていた。紅白出場14回を誇る大ベテラン・山本の登場に、ukkaの6人は「うええ~!」と絶叫してペコリ。その場でメジャーデビューを伝えられると、顔を手で覆い、膝から崩れ落ちて喜びをかみしめた。
リーダーの川瀬あやめ(20)は「7年やってきて夢がかないました」と感激。それでも「まだまだメジャーデビューのレベルじゃないと思うので、もっと頑張りたいです」と表情を引き締めた。
最年少の芹澤もあ(16)と56歳差の山本は「孫みたいな感じ。呼ぶときは“山本じいじ”でいいです」と笑った。かつて北島に長く活躍する秘けつを尋ねた際に「そんなものはない。人間性だと思う」と返されたことを明かし、新たな“孫”たちへ向け「今の気持ちを忘れずに、諦めず頑張って欲しい。歌と踊り、笑顔。毎日が勉強だよ」と指導。川瀬は「人間性を磨いていきたいと思います」と宣言した。
ukkaは2015年5月に私立恵比寿中学の妹分「桜エビ~ず」としてデビューし、19年に改名。グループ名は昆虫が脱皮して成虫になる過程の「羽化」が由来で、21年9月に現在の6人体制となった。