KAT-TUN 3年ぶりフルキャパ1万3000人魅了 KinKi堂本光一ら酔わせた

 ステージを盛り上げるKATーTUNの(左から)中丸雄一、亀梨和也、上田竜也=東京・代々木第一体育館(撮影・金田祐二)
 ウサギポーズの亀梨和也
 ハットを放る中丸雄一
3枚

 人気グループ・KAT-TUNが5日、東京・代々木第一体育館でライブツアー「Honey KAT-TUN LIVE TOUR 2022」の東京公演最終日を迎えた。アルバム「Honey」を引っ提げ、2019年の全国アリーナツアー以来3年ぶりのフルキャパシティーで計31曲を熱唱。大人の色気漂う楽曲やパフォーマンスで、1万3000人を魅了した。KinKi Kids・堂本光一(43)、嵐・櫻井翔(40)も鑑賞に訪れ、一体感に酔いしれた。

 久々のフルキャパシティーに、会場はヒートアップ。上田竜也(38)は「一体感がすごくて。どうしようってくらい盛り上がりました」と、気持ちよさそうに汗をぬぐった。

 今年3月にデビュー17年目に突入。これまで以上にオトナな魅力を意識した構成で楽しませた。上田は、ソロ曲「Lollipop」で魅惑的なダンスパフォーマンス。中丸雄一(38)は得意のボイスパーカッションでワイルドな空間を演出した。亀梨和也(36)はシャツをはだけアンニュイな魅力を振りまき、甘美なステージを繰り広げた。

 演出も画期的だ。ジャニーズ初となるドローンを使用。楽曲「CRYSTAL MOMENT」では水演出「ウオーターカーテン」(高さ14メートル、幅15メートル)を披露し、水の中をムービングステージが通り抜ける仕掛けで度肝を抜いた。その「CRYSTAL-」のラップ詞を作詞した櫻井も、食い入るようにステージを見つめた。

 個性と進化が詰まった熱いライブに、櫻井は「声が出せない中でも客席から伝わるパワーを感じた。客席をひとつとした空間のエネルギーが大きくて楽しかったなと思います」と絶賛。過去にメンバーがバックを務め、ミュージカル「Endless SHOCK」では上田と共演している光一も、「彼らの持ってる個性を出しつつ、素敵な大人になったなって思いますね」と目を細めた。

 昨年の15周年イヤーを経て、さらにパワーアップした3人。亀梨は「楽しいときも、そうじゃないときも、そばに存在を感じられる自分でありたい。一緒に歩んで下さい」と呼びかけていた。

 ◇ ◇ 

 上田竜也(うえだ・たつや)1983年10月4日生まれ。神奈川県出身。ワイルドでやんちゃな熱血キャラクターとして人気。2020年、21年にミュージカル「Endless SHOCK」で主演の堂本光一のライバル役を熱演し、ハマリ役に。特技はボクシング、ピアノ、ラップと多才。

 亀梨和也(かめなし・かずや)1986年2月23日生まれ。東京都出身。Jr.時代にドラマ「野ブタ。をプロデュース」(日本テレビ系)などで注目を浴びる。「Going!Sports&News」(日本テレビ系)のキャスターも担当。03年には阪神応援ユニット「タイガースJr.」として活動した。

 中丸雄一(なかまる・ゆういち)1983年9月4日生まれ。東京都出身。「シューイチ」(日本テレビ系)など数々の情報・バラエティー番組に引っ張りダコ。嵐・二宮和也を中心としたYouTube「ジャにのチャンネル」のメンバーで、今夏の「24時間テレビ」(日本テレビ系)ではメインパーソナリティーに就任。

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