長嶋一茂、秀岳館・段原監督の対応は「どう喝まがいの卑劣な火消し」
元プロ野球選手の長嶋一茂が6日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、秀岳館高校サッカー部で生徒が実名顔出しで挙げた動画に段原一詞監督が関わっていたことに「どう喝まがいの卑劣な火消し」と厳しい言葉で断じた。
番組では5日に行われた秀岳館高校の会見に付いて取り上げた。会見の中では、問題となった生徒の顔出し実名での謝罪動画について、段原監督が関わっていたと認定。段原監督はこれまで、この動画についてはアップ後に知ったとしていた。また、当該コーチによる暴力行為は24件確認されたと発表している。
一茂は暴力行為が「常習的だったって事」と指摘。「コーチが殴った理由はわからないが、いずれにせよ基本的に暴力はダメ」と訴えた。
その上で、段原監督の行為について「監督の対応、動画が拡散されたこの対応は、恫喝まがいの卑劣な火消し。これ以外にない」と厳しい言葉で断じ「こんな事を教育者がやっている。親御さん、生徒さん含め、この高校、かわいそう」とも語った。
今後の対策としては、25件もの暴行があったことから「チェックしていかないといけない」と指摘。「一回教員免許を取ったらこれでよしじゃない。半年に1回、年に1回とかPTA、教育委員会とかが先生とサッカー部がどういうコミュニケーションか確認しないといけない時代になった」と、第三者が指導者と生徒との関係を定期的にチェックすべきと訴えていた。