石橋貴明「いいとも」最終回乱入は「フジの忖度にキレた」ダウンタウン不仲は否定
とんねるず・石橋貴明が6日に自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を更新し、2014年3月31日の「笑っていいとも!」最終回で“乱入”した心境を明かした。
元フジテレビのプロデューサーで“ガリタ”の愛称で知られた明松功(かがり・いさお)氏とのトーク。フジテレビの現状などについて語る中で「いいとも!」にも言及した。裏側を語った。
最終回の生特番にはタモリ、ビートたけし、明石家さんまの「ビッグ3」をはじめ、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題らも出演した。石橋は、さまざまな出演者が順番に登場していた中で「おれら(とんねるず)と爆笑問題は『全部終わった後に出てくれ』って言われた」と明かした。「この忖度は誰のための忖度なんだ?」と疑問は抱えていたが「きょうはタモリさんのための最終回で、タモリさんのための会なんだから、余計なことはやるまい」と落ち着いて番組を見ていたという。
しかし、番組内でダウンタウン・松本人志が「とんねるずが来るとネットが荒れるから」と発言したことで「『んっ?』てスイッチが入っちゃったんだな」と暴れん坊の本能が目覚めた。「もう行こうと。フジテレビに余計な忖度はやめようと」と決意。身支度を調えて、相方・木梨憲武の楽屋ドアを開けると、木梨もすでに臨戦態勢だったという。「ああいう時って息が合うね」とコンビ独特の呼吸に感謝。一方で、巻き添え気味に「行くぞ!」と声をかけられた爆問・太田光は「えっ?」とうろたえていたと振り返った。
石橋自身は「タモさんの最終回」という思いが強く、中途半端な形で呼ばれていたことに疑問を感じていたと告白。松本の言葉はきっかけだったが「別に誰と不仲だとか、そういうことではないんだよ。ダウンタウンと仲が悪いとか、へったくれだとか思ったことないんだから」とあらためて不仲説は否定した。「変にフジテレビの誰かが忖度したから『何?』と思って、それにキレたというのが、ことの真相」と説明した。
最終回ではタモリ、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンのトーク中にとんねるずが乱入。続いて爆笑問題、少し遅れてナインティナインも登場しグダグダ状態になったところで、タモリが「これ、おれの番組!」とツッコむなどしていた。