「サンモニ」関口宏、達川光男氏との会話かみ合わず 「何で?」「どうして?」を連発
俳優の関口宏が1日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。この日のスポーツコーナーでスタジオゲストで登場した野球評論家・達川光男氏との会話がかみ合わなかった。
このコーナーのご意見番を務める野球評論家・上原浩治氏は、この日試合が行われた鈴木誠也が所属するカブスの本拠地リグレー・フィールドから、リモートで出演した。
達川氏は、この日安打を放った鈴木誠の今後の活躍について太鼓判を押したが、エンゼルス・大谷翔平の同僚の主砲マイク・トラウトの名前を挙げ、「あの選手のまねだけはやめて欲しいですね」と話した。
すると関口が「どういうことですか?」と首をひねった。達川氏はトラウトと鈴木誠では打法が違うと指摘し、「マイク・トラウトのまねだけしなかったら打てるようになります」と話したが、ここでも関口が「マイク・トラウトって何なんですか?」と質問。「すごいバッターなんです」と話す達川氏に、「だから、どういうところがすごいんですか?」と重ねた。
「ホームランも打てるし、エンゼルスの主力バッターです」との説明にも、関口は「だから?」。このなかなか先へ進まない2人のやりとりに、画面越しに映る上原氏も苦笑いしていた。
さらには、6日の阪神戦で九回まで完全投球をしながら、延長に突入して安打を許し、完全試合を逃した中日・大野雄大投手についても取り上げた。
達川氏が「大野いうのは、きょうは母の日ですよね、お母さんの育て方がよかったと思いますよ」と「母の日」を引き合いに出して話したが、ここでも「何で?」と関口。「めちゃくちゃキャッチャーを大事にする」との説明にまたも、「どうして?」と疑問を投げかけた。
達川氏が「おもしろいのがあるんですが…。谷繁、武山、松井、杉山、桂という5人のキャッチャーで勝っているんですよ」と話したものの、「それが何で?お母さんの育て方が何の関係があるんですか」と、ここでもかみ合わず。
延長に突入して完全試合を逃したのは、2005年8月に西武・西口文也投手以来で、2人に共通するのは共にサヨナラ勝ちで勝利投手になっていること。「2人に共通するのは『正直のこうべに神宿る』『辛抱する木に金がなる』、そんな感じの2人です」と、ことわざを持ち出した達川氏だったが、関口は「意味がよく分かりませんでしたね」とバッサリ。達川氏が「我慢強いということです」と補足したが、「ああ、そうですか」と、やはりかみ合っていなかった。