「鎌倉殿」安徳天皇を海に 突然、静かで恐ろしい狂気「源氏の視点」「止める間もない」納得の声

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第18回「壇ノ浦で舞った男」が8日に放送され、壇ノ浦の戦いと平家滅亡が描かれた。

 源義経(菅田将暉)の負け知らずの勢いは止まらず、源氏に海から陸から追い込まれた平家方は覚悟を決めた。静まりかえった舟の上から二位尼(大谷恭子)が三種の神器の宝剣を抱えて海に飛び込み、平宗盛(小泉孝太郎)がひざまづく中、女官が安徳天皇(相澤智咲)を抱えて現れ、静かに海の中に消えた。

 源氏方は義経が「やめろー!」と叫んだが、離れた海の上で儀式のようにはじまった平家方の入水は、止めようがなかった。

 「波の下にも都がございます」の台詞もなく、静かに描かれた。ネット上は「源氏から見た平家と安徳天皇だから水底のセリフない」「止める間もなく入水して行ったの、源氏から見た平家」「源氏視点から見たらめちゃくちゃ突然の出来事」と納得する投稿が相次いだ。

 一方で6歳の安徳帝の悲劇は「どちら視点で見てもなんとも言えない感情になる」「どの人物の視点の話でも、安徳天皇が気の毒というのだけは本当に変わらない」との投稿も続いた。

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