板野友美「誰かが前進できるきっかけになれば」自身が手掛けるブランドの代表取締役に
元AKB48でタレントの板野友美(30)が9日、都内で、自身がディレクションを務めるブランド「Rosy luce(ロージールーチェ)」のスターティングイベントを行い、デイリースポーツの取材に応じた。
昨年1月に10年来の知人と同ブランドを立ち上げ、今年2月に「株式会社Rosy luce co.」を設立。ブランド名は「バラの花々が輝く」の意味で「人と比べずに自分の花を咲かせて」と願いが込められた。
国民的アイドルとして活躍してきたが、同社では代表取締役に就任。新たに“経営者”という肩書が増えて「めっちゃ大変です。責任もあるけど、その分お客さまに広がったプロダクトを届けたい」と息巻いている。
ブランドを通じた女性のエンパワーメント(力を付けること、権限を与えること)も目的で「アイドル時代よりも誰かの力になりたいという思いは大きくなっている」と説明。今後の未来を「このブランドで誰かが前進できるきっかけになれば」と願った。
昨年1月にプロ野球・ヤクルトの高橋奎二投手と結婚し、同10月に第1子女児出産を報告。子育てと芸能活動の合間を縫い、ブランドを本格スタートするにあたり、夫から「頑張って」と力強いエールをもらったという。
高橋投手は7日に今季3勝目を挙げ、首位浮上に貢献。板野は「やりたいことを否定せずに家庭のことを手伝ってくれて感謝しています。支え合ってお互いに平等でストレスなくやれている。互いに頑張り続けたい」と“夫婦共闘”を誓った。