１０日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「ちむどんどん」では、優子（仲間由紀恵）に頼まれ賢秀（竜星涼）に金を貸した大叔父・賢吉（石丸謙二郎）が久々の登場。金が返ってこなくなったことを知り激怒するも、ネットでは同情の声が上がった。

　この日の「ちむどんどん」では、お金が戻らなくなったと知った賢吉が比嘉家に怒鳴り込んでくる。賢吉はこれまでも比嘉家の借金の保証人になったりと、金銭面で支えてきたが、すぐに金を返せと言ってくることから、ドラマ内ではヒールのような存在だった。

　しばらくは登場していなかったが、貸した金が戻らないと知り、優子へ「元金は必ず戻ると言ったじゃないか」と詰め寄る。

　優子は謝るしかなかったが、賢吉は「春には暢子も就職だろう。暢子の給料も月々に回せ」と指示。暢子（黒島結菜）は「うちは東京に行って西洋料理を。東京で働いてお金をこっちに送ります」と言うと、賢吉は「渡航費用はどうする？下宿借りるには保証金もいる。そんな金、どこにある？」と正論をぶつける。

　優子は「暢子はどうしても東京に行きたいと…」と食い下がるも賢吉は「女のくせにバカ言うな。東京は許さん！」と言い放ち、賢秀へ「お前が行け。那覇でも大阪でも稼げる仕事を見つけてこっちに金を送れ！」と命じる。

　ネットは久々に登場の大叔父さんに「大叔父さんの言うことが一番まともだな」「賢吉さんは、お金にこだわりが強いいじわる頑固叔父さんと見ていたが、まっとうな普通の叔父さんに見えてきた」「大叔父さんが無事だった。もうお金貸すのやめなよ。ろくなことにならないよ」など、同情の声が上がっていた。