瀬戸内寂聴さん秘書・瀬尾まなほさん「映画を見た時にまた会えた気持ちに」逝去から半年
昨年11月に99歳で死去した作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの秘書・瀬尾まなほさん(34)が10日、都内で行われた映画「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」(27日公開)のトークイベントに出席した。
15日に100歳を迎えるはずだった寂聴さんに中村裕監督が17年間密着したドキュメンタリー。瀬尾さんは「瀬戸内が見られなかったのは残念だけど、いろいろな姿を見ていただけるのはありがたい」と心境を語った。
亡くなって半年、2011年から身近で支えてきただけに「まだ受け入れられないところがある。ニュースを見るのも悔しかったけど、映画を見た時にまた会えた気持ちになった」と明かした。
タレントの清水ミチコ(62)は寂聴さんの物まねを披露。初めて物まねをした時に寂聴さんから直筆ハガキをもらったといい、「なんて懐の深い方なんだと思った。背中を押されたような気がした」と感謝を伝えていた。