恵俊彰、ダチョウ倶楽部写真を前に言葉詰まる ショーパブで芸磨き合った仲
タレントの恵俊彰が11日、TBS系「ひるおび!」で、若手のころに一緒に芸を磨いたダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの訃報に「もっと話したかった…」と無念さをにじませた。
番組では上島さんの突然の訃報を取り上げた。恵は「ぼくが出会ったのは、(ダチョウ倶楽部の前身の)キムチ倶楽部のころ」と切り出し「六本木のショーパブがあって、幕間にコントをやるっていう…、各曜日、最後はB21スペシャルだったかな。水曜日がダチョウさん、ぼくらもやらせてもらってて」と、同じショーパブで下積み時代を過ごしていたと振り返った。
その時は「ダチョウ倶楽部さん、楽屋でずっとケンカしてる。要するにダメ出ししている。後輩として見て、こうやって芸を磨いてるんだって、ギリギリまでずっと言い合いをしていて。舞台に立つとうわっと(盛り上がる)」と常に芸を磨くために3人で激しく意見を戦わせていたという。
恵は「ずっとそばで見ていて、お互い家に集まって、ぼくの下北の風呂のないところに来て、夜な夜な『売れてえなあ』って。『どうやったら売れるのかな』って話しながら…」と懐かしみ「どう受け止めていいのか」「もっと話をしたかった。本当に辛い」と沈痛な表情を浮かべていた。
その後もダチョウ倶楽部3人の写真が映し出されると「ダウンタウンさんとか、B21とかどんな思い…いやあ、このニュースだけは認めたくない…」というと絶句。「本当にすいません。これは…うん…いやあ…辛いです」とこみ上げる悲しさのためか、言葉が続かないシーンもあった。