24年大河は紫式部 ネットは早くも清少納言の配役に注目 “バチバチ”も期待

 NHKは11日、24年大河ドラマは「光る君へ」になると発表した。主演の紫式部役は吉高由里子。脚本は大石静。紫式部の人生を描く平安大河となるが、ネットでは紫式部のライバルとなる清少納言役が誰になるのか、注目が集まり「清少納言」がトレンド入りした。

 24年の「光る君へ」は、世界最古の女性文学と言われる源氏物語を執筆した紫式部の生涯を描く。紫式部は時の権力者・藤原道長への思いを抱え、お互いを意識し合いながら「源氏物語」を完成させていくが、そのライバルとして有名なのが「枕草子」を執筆した清少納言だ。

 清少納言も紫式部も宮中で高貴な女性に仕える女官だったが、実際には同時期には同じ場所では働いていなかったとも言われている。だが紫式部は清少納言を意識していたともいわれ、「紫式部日記」にも清少納言を批判するような記述がある。また紫式部は真面目、清少納言は社交的と評する識者もおり、対照的な人物でもあったようだ。

 そんなライバルを誰が演じるのか、どのように描かれるのかに大河ファンは興味津々。吉高が朝ドラ「花子とアン」に出演していたことから「仲間由紀恵清少納言で見てみたい…とかよぎっちゃう」という声や「ライバルの清少納言は誰が配役されるんだろうか…」「紫式部と清少納言がバチバチやるのも見られるんですよね?」「ナレーションが清少納言で、紫式部のやることなすことにツッコんでほしい」など早くも盛り上がりを見せている。

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