山田洋次監督が早乙女勝元さんの死去悼む「かけがえのない友人を失った」
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作家の早乙女勝元さんが老衰のため10日に死去したことが11日、明らかになった。90歳。親交の深かった映画監督の山田洋次氏が追悼コメントを発表した。
「1931年、彼は東京の下町に産まれて、かの下町大空襲の中を必死に生きのびた。戦後の日本について、平和と戦争について語り合えるかけがえのない友人を失ったことを、心から淋しく思います」
「男はつらいよ」の舞台が東京・柴又となったのは、早乙女さんが山田監督に案内したことがきっかけとなったとしられている。