24年NHK大河は紫式部 脚本・大石静氏「驚くようなセックス&バイオレンス描く」
2024年のNHK大河ドラマが、女優・吉高由里子(33)主演の「光る君へ」に決定したことが11日、都内の同局で発表された。吉高の大河出演は08年「篤姫」以来2回目で、平安中期に千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた作家・紫式部を演じる。脚本は06年の大河「功名が辻」や、1996年下期のNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」を手掛けた大石静氏(70)が担当。きらびやかな平安貴族の世界を、令和の世によみがえらせる。
作中では、紫式部が「源氏物語」の執筆には欠かすことのできない、生涯心を寄せた男性として藤原道長が登場する。2人が陰に陽に影響し合いながら人生をたどるストーリーに、大石氏は「山崎豊子さんの『華麗なる一族』と映画『ゴッドファーザー』を足して3倍にしたくらいの権力闘争、面白い話」と表現。「みなさんが驚くような“セックス&バイオレンス”を描きたいと思います!」と力強く言い放った。