上島竜兵さんと志村けんさんの絆 舞台中は1日も欠かさず一緒に ラサール石井語る
タレントのラサール石井が12日、日本テレビ系「スッキリ」にVTR出演し、11日に亡くなったダチョウ倶楽部の上島竜兵さんと、志村けんさんの絆を明かした。ラサールは志村さん、上島さんが出演した舞台「志村魂」の演出を担当していた。
ラサールは、ダチョウ倶楽部がデビュー前から指導していた“恩師”的な立場。最初は「テレビに出られたりはしないだろうな、そんな甘い世界じゃない」と思っていたというが「ものすごいコントがうまくなっていて。すごい成長したとおもった」とぐんぐん成長していったと振り返った。
そんな上島さんの才能を見抜いていたのが志村さんだった。ラサールは「志村さんが上島を使いたい、あいつは芝居ができるから」と、ラサールが演出する「志村魂」への出演が決まった経緯を明かし「いくらお笑いで面白くても、芝居が出来る人出来ない人の2パターンがある。持って生まれたもの。志村さんも前から分かっていた。人情喜劇の味のあるいい芝居をしていた」という。
「志村魂」の舞台は1カ月前から稽古が始まり「公演含めたら2、3カ月あるが1日も志村さんと付き合う日を休まない。とにかく出番が終わっても志村さんが終わるまで待って、一緒に飲んで出かけて…」と舞台中は1日も欠かさず志村さんのもとに居たといい、「その間に志村さんの呼吸、すべてを吸収して…」とコメント。志村さんは「コントのキャスティングすると志村さんが上島ばっかり呼ぶ」「本当にかわいがっていました」と2人の絆を証言していた。