松山千春「プーチン大統領は許せない」 ウクライナ出身音楽家と平和への願い込め熱唱

 ウクライナ出身のカテリーナ(左)と反戦を訴えた松山千春
 ウクライナ出身のカテリーナ(左)と反戦を訴えた松山千春
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 歌手・松山千春(66)が12日、東京国際フォーラムで全国ツアー東京公演を行い、ウクライナ出身の音楽家、カテリーナをゲストに招いた。

 ファンを楽しませる持ち前の“暴言モード”ではなく、静かな口調で「プーチン大統領は許せないな。なぜ侵略したのか。彼の野望かもしれないけど」と切り出すと、反戦の思いを吐露。カテリーナが「今、殺されてるのは、誰にも悪いことをしてない子供たち。一番ダメ」と訴えると、松山も「人の将来を奪うのは一番いけない」と同調した。

 カテリーナは民族楽器のバンドゥーラを奏でながら、第2の国歌といわれる楽曲「ウクライナ」と「翼をください」を独唱。平和への祈りを込めた歌声を拍手でたたえた松山は、「『今すぐやめろ』。ロシアにこの声も届かないかもしれないけど、バンドゥーラを聞いて少しでもその思いを強く持ったら」と願って、ウクライナの国花という縁もある「ひまわり」を熱唱した。

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