「鎌倉殿」でコンプラ配慮 長澤まさみが「まねをしてはいけない」ナレで注意喚起
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第19回「果たせぬ凱旋」が15日、放送され、ナレーションを務める女優・長澤まさみが注意喚起をする一幕があった。
源義経(菅田将暉)が父・源義朝の供養のために、後白河法皇(西田敏行)に鎌倉行きの許可を願う場面。後白河法皇は急病になり、「行かないで」と願いを伝える。しかしこれは後白河法皇の演技。まりを手に「これをのう、脇でぎゅーっと挟んでおくと、しばし脈が止まるのだ」と悪い笑顔を見せる。
ここで「まねをしてはいけない」というナレーションが入る。脇に物を挟んで血流を止めることに注意を促した。通常のテレビ番組なら、テロップで「まねをしないでください」と入るところだが、流れを断ち切らないように配慮した形となった。