ずっと竜ちゃんを忘れないで 妻の広川ひかる、感謝の「追悼文」発表
11日に61歳で急逝したお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんの妻でタレントの広川ひかる(51)が16日、所属事務所を通じてコメントを発表した。14日に上島さんの密葬を終えたことを報告。「これからもずっと竜ちゃんを忘れないでください。『芸人上島竜兵』は皆様に愛され大変幸せな人生でした」と心の中で生き続けることを願った。
突然の別れから5日。94年の結婚から、常にそばで寄り添ってきた最愛の夫を亡くしたひかるが、ファンや関係者に対し、感謝の思いを「追悼文」としてつづった。
14日の密葬で喪主を務めたひかるは「私達家族も、皆様からの温かい言葉に励まされ葬儀もとどこおりなく相営むことが出来ました」と報告。続けて「これからもずっと竜ちゃんを忘れないでください。『芸人上島竜兵』は皆様に愛され大変幸せな人生でした」と、「竜ちゃん」という呼び名を使い、夫が皆の心の中で生き続けることを願った。
自らの悲痛な思いは封印した。「最近ではドラマやCMに出演させていただく機会も増えて本当に喜んでおりました。故人に代わって厚く御礼申し上げます」。コロナ禍というリアクション芸人にとって難しい状況下にあっても、上島さんが俳優業などの仕事に前向きな思いを持っていたことを明かした。
家族葬として執り行われた密葬で、“芸人の妻”として立派に喪主を務め上げたことは、有吉弘行(47)が15日のラジオ番組で明かしたばかり。喪主あいさつで、上島さんが「フーテンの寅さん」が好きだったという話を披露する際「寅さん死んじゃって…。あ、間違えた寅さんじゃないわ、竜さんだ」と言い間違え、笑いを誘ったという。
密葬を終えてメンバーの肥後克広(59)と寺門ジモン(59)がコメントを発表。翌15日には有吉や土田晃之(49)ら「竜兵会」メンバーがラジオ番組などで上島さんへのあふれる思いを明かすなど、ひかるの言葉通り「皆様に愛され」旅立った上島さん。関係者によると、ひかるは都内の自宅に帰宅。静かに家族だけの時間を過ごしているとみられる。
【ひかるの追悼文】
応援してくださっているファンの皆様、関係各位の皆様にはご心配おかけしましたこと深くお詫び申し上げます。
生前は仲間とお酒を飲むのが好きで先輩や後輩、仕事でお世話になりました皆様にはご厚情を賜りたくさんの思い出を作らせていただいたと思います。
また、最近ではドラマやCMに出演させていただく機会も増えて本当に喜んでおりました。
故人に代わって厚く御礼申し上げます。私達家族も、皆様からの温かい言葉に励まされ葬儀もとどこおりなく相営むことが出来ました。
これからもずっと竜ちゃんを忘れないでください。「芸人上島竜兵」は皆様に愛され大変幸せな人生でした。皆様の中に思い出がありましたら、どうぞたくさん笑って たくさん思い出話をしてほしいです。
上島 光(広川ひかる)