俳優の藤原竜也（４０）、石丸幹二（５６）、向井理（４０）が１７日、東京・ＴＢＳ赤坂ＡＣＴシアターで、トリプルキャストで主演を務める舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」（７月８日開幕）の製作発表に出席した。

　Ｊ・Ｋ・ローリングのベストセラー小説「ハリー・ポッターと死の秘宝」から１９年後を描くもので、３人はハリー役で出演。この日は“ハリポタ専用劇場”に生まれ変わるために大規模改修を行っていた同劇場で製作発表が行われ、ステージや客席などの全貌の一部が判明した。

　ステージは、ホグワーツ魔法魔術学校の校内の一部を再現。壁はレンガ調で、４つの寮の垂れ幕が掲げられている。藤原は「昨日劇場に入って一足先に感動した。素晴らしい小屋入りでした」、向井も「全く想像できなかったことが起こる」と、魔法の世界が感じられる劇場に興奮した。

　４月上旬に稽古入りして１カ月。藤原は「必死にしがみついた１カ月だった。理想とするハリーを完成させるために共に頑張っていきたい」と、６月１６日からのプレビュー公演に意気込み。石丸は「レベルの高さを感じる。プロの技の中に僕らも飛び込んで稽古に臨んでいます」と、現状を明かしていた。