女優で小説家の岸惠子(89)が18日、都内で8月に行うスペシャルトークショー「いまを生きる」の合同取材会を行った。
今年8月で90歳になる。医師から100歳まで生きるとお墨付きをもらうほど健康体だが、最近は「いろいろと脳がダメになったんですね。漢字が思い出せなくてパソコンで執筆している」と謙遜した。それでも終活は「全然してませんね。死は子供の頃から意識していて、どうって事はない」とケロリ。今後の執筆活動は「これから2冊書きたい。2冊を書いたらさっさと死にたい」と笑った。
ロシアのウクライナ侵攻にも触れ「(トークショーの)出演料はウクライナ難民のために寄付したい」と話した。