高畑充希 サリヴァン役「つらくても4回やるくらい好きな作品」舞台「奇跡の人」初日
女優の高畑充希(30)が主演する舞台「奇跡の人」が18日、東京芸術劇場プレイハウスで初日を迎えた。
三重苦の少女ヘレン・ケラーとその家庭教師アニー・サリヴァンの奮闘を描いた不朽の名作が3年ぶりに再演。サリヴァンを演じる高畑は、ヘレン役も含め自身4度目となる公演に「心も体も大変な役なので、再演に挑めるか不安も大きかった」と打ち明けつつも、「つらくても4回やるくらい好きな作品。同じ台本でも毎日新しい発見があるので、何かを受け取っていただけると思います」と胸を高ぶらせた。
舞台初出演にして、ヘレン役に抜てきされた女優の平祐奈(23)は「プレッシャーもあるけど、役と向き合うことで新しい自分に出会えるきっかけになるんじゃないかな」と期待。初共演となる高畑を手本に「みっちゃん(高畑)と舞台上で奇跡が起こせるように」と共闘を誓った。
東京公演は同所で6月5日まで、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで6月8日~12日まで。